昨日嬉しかったこと [バイクランド]
昨日、閉店間際の事です。TODAYに乗った若い男の子が来店。
「先日のお礼に来ました・・・」と言って。
社長さんも私もとっさに思いつくことがなくキョトンとしてしまいましたが、しばらくお話を聞いて
私は「ああ、あの時の・・・ごめんね閉店間際で引き取りも行ってあげらず心配していたのよ」と
やっと彼がだれなのか気が付いた。
数日前「エンジンが止まったTODAYを押して来ているけど引き取りに来てくれませんか?」と言う
修理引き取り依頼のお電話のお相手だった。社長が手が離せないこともあり、
私が「今歩いているところをすぐ右に曲がったらバイク屋さんがあるんだけど、
そこに持って行って頼んでみて。
そこだったら信頼できるお店だから、もしメーカーが違って修理できないという事であれば、
預かってもらってね。明日引き取りに行くから」と伝え、
「直接私からも頼んでおくから」と言って、
そのカワサキのSHOPのO社長に御電話をしたりはしたけど、
こうしてお礼を言いに来てくれるなんて・・・。
若いのにしっかりとした子もいるんだと、本当に嬉しくなった。
私たちは、「同業者は敵じゃない!助け合う仲間なのだ」と思っている。
実際、仲間と思っているので、出来るだけの都合をしあっている。
(昔からごく一部、根拠ない悪意を持った事を、お客様に吹聴しているお店も全くない訳でもないが・・。)
でもそんなのは気にしないし反論もしない!
「人の足を引っ張ろうとしても、後々自分にもいいことは起きないはず・・!?」と思うから。
初めて来店なさるお客様には、ドライで(実に上手な?)方もいらっしゃる。
そんな方の常套句は決まって
「あそこは、こうだ、ああだった!」と今まで通っていたお店の悪口。
きっと、そういうと喜んで同調し受け入れると思われているのだろう。
私たちはそんな時一緒になって悪口を言うのは避けようと思っている。
たまに一緒になって同調したいときもあるけどね・・。
「そうですか・・それは大変でしたね。気分悪い思いをさせて申し訳ございません」と
代わりに頭を下げることもある。
そんな時は一様に「ぽか~ん」とされて悪口が止まる。
「なぜこの人はよそのお店のことに頭を下げるのだろう」と不思議に思われるだろうが、
同業者は敵ではなく一緒に社会的なイメージを高めていかなければならない仲間なのだから。
こう心掛けていると、先のSHOPのO社長のように快く助けて下さる方が周りにいっぱいできるのだ。
O社長がちゃんとお客様に対応してくださったから、こうして初めてのお店である当店まで
お礼に来て下さる。
世の中善ばかりじゃないかもしれないが、少なくともこうしてお会いするお客様や出会う人々は
善良な方ばかりであることが何より自慢なのだ。有り難い事だと感謝したい。
昨日の出来事は改めてそういう思いを強くした次第である。
一日の仕事の終わりに素敵な若者に逢えたことにありがとうと感謝!
今日は早速御礼を兼ねて美味しいコーヒーとお菓子を手土産に
O社長に逢いに行こう!!素晴らしい仲間に感謝!!
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