印象深かった思い出 その2 沖縄からユタさんが・・ [過去記事]
子を想い心配する事は誰しも真っ当な親だったら当たり前だろう。
ずいぶん昔の事だ・・。
当地は近隣に大学が数校あって、遠方から親元を離れやってくる学生さんも多い。
沖縄や南九州からも結構多い。(大体がこの地域の出身地は顔と言葉で判別できるよ)
その年も入学式に合わせお父様と来福された学生さんへのバイクをご購入頂いた。
お母様を亡くされた後だったらしく、お父様のご子息に対する心配も相当な事だったんだろう。
そんなご子息が早々に事故を起こしてしまい、2回目の事故を起こされた時には、とうとう
お父様ご本人が沖縄のユタさんを伴われ、バイクと本人に対しお払い御祈祷の祭事をされました。
(修理に預かっている時だったのでお店の中で)。
これには本当にびっくりしました。
そして、お父様のご子息に対する篤い愛情が感動させられる出来事でした。
又関西から入学された学生さん、事故でお店の近くの水田に突っ込まれたことがありました。
その方は任意保険も当方でご加入なさっていたので、水田に浮かんだガソリンやオイルを少しでもの除こうと
必死で新聞紙を広げ油を吸い上げるべく田んぼを這いずり回りました。
(田んぼの収穫補償も保険で賄えました)
事故が無事解決した折、ご実家から白木の箱に入った立派な信楽焼の壷が送られてきました。
今では、我が家の大切な貴重な品として田舎のギャラリースペースに鎮座しています。
たくさんのお客様との出会いはとても素晴らしい心に残るストーリーとなります。
いい思い出です。
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